賞味期限切れの缶詰は、案外平気に食べられる

非常時のためにも3.11以降、自宅に備蓄する人が増えたのではないでしょうか。

震災後に急激に増えた保存食や缶詰類ですが、長期保存できる商品であっても賞味期限はあります。

ついうっかり期限が切れてしまった缶詰類は食べても大丈夫なのでしょうか?

缶詰の賞味期限は何年ぐらい?

食品に表示されている期限には「賞味期限」と「消費期限」の2つがあり、前者はおいしく食べられる期限のことで、後者は安全に食べられる期限のこと。

賞味期限が表示されている食品は、消費期限が表示されている食品よりも長く保存できる食品です。

比較的傷みにくい食品や長期保存できる食品(インスタント食品・乳製品・缶詰)

賞味期限

傷みやすい食品(お弁当・調理パン・お惣菜・生菓子など)

消費期限

缶詰は長期保存ができる食品ですので、賞味期限が表示されています。

では、一般的に缶詰の賞味期限はどのくらいの期間なのでしょうか?

販売元の表記を確認してみました。

すいさん缶詰/せいぞう日より36ヶ月

かじつ缶詰/せいぞう日より24~36ヶ月

野さい缶詰/せいぞう日より24~36ヶ月

ちくさん缶詰/せいぞう日より36ヶ月

はごろもフーズ

賞味期限の設定は内容物の種類により異なりますが、缶詰は一般的に3年で設定している場合が多いです。

SSKセールス株式会社

未開封の場合、缶詰の賞味期限は製造から3年間、びん詰は製造から1年間です。

ニッスイ

缶詰の賞味期限は製造日から3年です。

マルハニチロ

缶詰の賞味期限は、製造日からおおよそ3年のようです。

ただしこの期限は、未開封の場合に限ります。

開封後はすぐに食べましょう。

賞味期限切れ缶詰を食べる時に注意するポイント

前述に書きましたが、賞味期限とは「おいしく食べられる期限」のことであって、過ぎてしまったからといって食べられなくなるわけではありません。

(消費期限の切れた食品は安全のためにも食べないほうがいいです)

缶詰の賞味期限はどのメーカーでもおおよそ3年とのことですので、その日までがメーカーが保証するおいしい期限というわけです。

だからといって、賞味期限の次の日に突然まずくなるわけでも、傷むわけでもありません。

しかし少しの期間ならともかく、何年も過ぎた缶詰を食べるのは勇気のいることです。

賞味期限が切れてしまった缶詰を食べる際には、気をつけるべきポイントがいくつかあります。

  • 缶詰に錆が付いていないか
  • 缶詰に穴が空いていないか
  • 缶詰が膨らんでいないか

錆が付いていると、そこから穴が開くこともあり、穴が開けば空気や微生物が缶詰内に入ることもあります。

見た目に変化がなくとも、一度ふたを指で押して、ペコペコへこまないことを確認してください。

ペコペコへこむようなら、その缶詰は密封されていないことになり、空気や微生物が入っている可能性があるので食べるのは危険です。

上記のポイントが大丈夫であるなら、一度缶を開けて匂いや見た目を確認してみましょう。

見た目に変化もなく、匂いも正常ならば食べても大丈夫です。

(ただし自己責任でお願いします。当ブログもメーカーも保証できません)

賞味期限が切れた缶詰は、食感が悪くなっていたり、味や香りが落ちたりしている場合があります。

メーカーの保証外だということを心に留め、おいしくなかったからといって商品の評価を下げないようにしましょう。

期限切れの缶詰は破裂することがあり危険!

缶詰は賞味期限が切れても食べられることが多いですが、それにも限度はあります。

賞味期限が切れてから何年も放っておいた場合、「缶が破裂する」なんてことも!

国民生活センターの相談事例にこんなものがあります。

製造後7年くらいたった白桃の缶詰を冷蔵庫で保管していたところ、ふたが外れ中身が飛び出していた。賞味期限の3年は過ぎていたが、過酷な状態で保存していたわけではない。製造過程で何らかの問題があったのではないか。原因を調べてほしい。

国民生活センター

これは缶の内部で水素が発生し、膨張したことによる現象だそうです。

膨張することにより缶が破裂するとのことですが、賞味期限内であればこのようなことはないとのこと。

また、期限が切れたからといって、必ず起こる現象でもなく、ごくまれに発生する現象らしいです。

賞味期限が切れても食べられると書きましたが、やはりあまり長い期間の保存は安全ではないようです。

期限内に食べるのが、やはり一番おいしいくて安全ですね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告