くるみは栄養豊富な食物で、ナッツの中でもダントツで「オメガ3脂肪酸」を多く含んでいます。
オメガ3脂肪酸は、血流改善や、コレステロール値を低下させる働きをします。
健康のためにも、1日にひとつかみ(約28g)のくるみを食べると良いとされています。
くるみは酸化しやすいので保存方法に注意が必要
栄養豊富なくるみですが、とても酸化しやすい食べ物です。
酸化を防ぐためにも、保存する際は冷蔵または冷凍が適しています。
また、加熱後は特に酸化しやすくなるため、ローストしたくるみは早めに食べるようにしましょう。
くるみの保存に適した温度
くるみの保存に適した温度はどのくらいでしょうか?
直射日光を避けて適度な温度(0℃〜3.5℃が目安)で冷蔵保存することをおすすめします。
カリフォルニア くるみ協会 公式サイト
カリフォルニアくるみ協会では、0〜3.5℃で保存するよう勧めています。
家庭用冷蔵庫は、強設定(低めの温度設定)またはチルドが、おおよそこの温度になります。
くるみを冷蔵保存する場合は、冷蔵庫の温度を低めに設定するか(強い設定)、チルド室で保存しましょう。
くるみの冷凍保存のやり方
くるみは冷凍保存も可能です。
長期保存したい場合は冷凍がおすすめです。
空気を抜きつつ密封したいので、缶やタッパーなどの保存容器より、ジッパー付きの保存袋がおすすめです。
冷凍したくるみの解凍方法&ローストのやり方
冷凍したくるみは、室温で自然解凍することができます。
そのままでも食べたり料理に使用できますが、フライパンやオーブンでローストすると、カリッとした食感になり、風味もよくなります。
オーブンでローストする方法
オーブンの温度や加熱時間は目安です。お使いのオーブンに合わせて調整してください。
焦げないよう、こまめにチェックしながら加熱してください。
フライパンでローストする方法
焦げないようにこまめにかき混ぜながら、カリッとするまで加熱してください。
冷凍したくるみの賞味期限はどのくらい?
冷凍した場合、くるみの賞味期限はどのくらいでしょうか?
むき身はしっかり密閉すれば、1年間にわたって冷蔵または冷凍保存することができます。
カリフォルニア くるみ協会 公式サイト
カリフォルニアくるみ協会によれば、しっかり密閉すれば1年間保存できるとあります。
しかし一般家庭の保存では、冷凍庫の温度変化や、流通や購入までの日数などもあり、実際にはそれ以下となります。
冷凍くるみの賞味期限は、1ヶ月〜半年程度が目安です。
期間内でも酸化したくるみは食べると体に悪いので、食べる前に必ず確認するようにしてください。
食べちゃダメ!酸化したくるみの見分け方
くるみはとても酸化しやすい食品です。
食べると体に悪影響があるので、必ず確かめてから食べるようにしてください。
以下のチェックポイントで確認してみてください。
くるみは酸化してもほとんど見た目が変わりませんが、黒っぽくなる場合もあります。
少しでも違和感を感じた場合は食べないようにしましょう。
安くてお得な大容量品を買って冷凍保存しよう!
適切に保存すれば、くるみは半年ほど保つ食品です。
健康のためにも日常的に食べたいくるみですが、毎日食べるとなると費用も嵩みます。
大容量のくるみだと安くお得に買うことができるので、冷凍保存をうまく活用しましょう。
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