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紅玉の代わりになるりんごの品種

食材・調味料

アップルパイなどの焼き菓子に使うなら「紅玉」を使いたいところです。しかし、紅玉は販売時期や生産量の少なさから手に入りにくい品種です。

紅玉の購入を考えている場合は、以下の記事をご覧ください。

なぜ紅玉がいいのか

紅玉はなぜアップルパイやジャム、焼きりんごなどに適しているのでしょうか?

それは、生で食べるにはちょっぴり酸っぱい味と、砂糖で煮ても煮崩れしにくいのが、焼き菓子に向いているから。

蜜たっぷりの甘い品種は生で食べるには向いていますが、加熱調理する場合は酸味のある品種の方が味がぼやけません。

また、砂糖で煮ても煮崩れせずに残ったりんごのごろっとした食感は、アップルパイやジャムのおいしさの一つでもあります。

紅玉がない場合は、できるだけ酸味があって煮崩れしにくい品種のりんごを使いたいところです。

紅玉の代用品になる品種

いくつか紅玉の代わりになる品種があるので、時期や店頭に売られているものなどの中から、ぴったりのものを見つけてください。

ゴールデンデリシャス

皮が黄色のりんごで、甘さと酸味のバランスが良い品種です。
世界的には多く生産されている品種ですが、日本ではあまり作られていません。

ジョナゴールド

「紅玉」と「ゴールデンデリシャス」を交配して作られた品種です。酸味とシャキシャキした食感があり、紅玉の代用品にもなります。

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あかね

「紅玉」と「ウースター・ペアメイン」を交配して作られた品種です。味・酸味・食感が紅玉によく似ているので、代用としてアップルパイにも。煮崩れしにくく、さわやかな酸味が焼き菓子にぴったりです。

陸奥(むつ)

「ゴールデンデリシャス」と「印度」を交配して作られた品種です。香りがとても良いりんごで、酸味もあります。

酸味の少ないりんごを使うなら、レモン果汁を

アップルパイの中に入れる煮りんご(フィリング)を、酸味が少なく甘みのあるりんごで作るなら、レモン汁を加える方法があります。

りんごを煮るときにレモン汁を加えると、適度な酸味が出て味がしまっておいしくなります。

レモンを絞ってもいいですし、ポッカレモンなどの果汁100%の商品を使ってもオッケー。レモン果汁にはりんごの変色を防ぐ効果もあるので、りんごをきれいな色に煮ることができます。

りんご3個に対して大さじ1〜2程度を目安に、お好みで調節してください。

レモン汁の量は煮るときの砂糖の量によって変わってきますし、りんごの大きさ・糖度によっても変化します。

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