りんごの有名な品種は、今では「ふじ」でしょうか。
生で食べるのには「ふじ」がいいですが、アップルパイなどりんごに火を通すなら、やっぱり「紅玉」が一番です。
しかし、最近は紅玉をお店で見かけることもあまりありません。
紅玉はなぜアップルパイにぴったりなりんごなの?
紅玉は、きれいな赤色のりんご。
酸味たっぷりなので生で食べるにはちょっと酸っぱいですが、その酸味がお菓子作りにはぴったり。煮崩れもしにくいので、砂糖で煮ても食感が残ります。
他の品種に比べて風味も良く、アップルパイやジャム、焼きりんごなどの、りんごに火を通すお菓子作りをするならぜひ紅玉を使ってください。
色艶や風味、味、どれを取っても紅玉がワンランク上です。
紅玉の旬・販売時期はいつ頃?
その年の天候にもよりますし、暖かい地域から収穫が始まるので地域によっての差もありますが、おおよそ9月下旬から10月上旬あたりまでに収穫されます。
お店に売られるようになるのはその後、9月下旬から11月上旬ごろまでがピークです。
紅玉は長期保存できないので、他の品種のように一年中売られているわけではなく、秋の少しの期間だけしか売られません。
紅玉はどこに売っている?
紅玉は酸味が強く、生で食べるならもっと甘みのある品種が好まれることから、今では生産量の少ない品種になりました。
大きなスーパーでも入荷時期が限られていたり、そもそも小さなスーパーでは入荷しないことも。
正直なところ、生産量・販売店ともに少ないので、地域によっては手に入れるのが難しいかもしれません。
紅玉を買いたい時にはあらかじめ、スーパーに入荷があるかどうかを問い合わせましょう。時期を逃すと買えなくなってしまうので、こまめに売り場をチェックするより、担当の方に聞いておく方が間違いありません。
近くのお店で手に入らない場合、ネットショップでの購入をおすすめします。
取り扱い時期も限られており、購入単位も大きくなってしまいますが、産地直送なら新鮮なりんごが手に入ります。
「紅玉りんご」を探す
紅玉が手に入らないときは
スーパーやネットショップを探しても、それでもやはり紅玉が手に入らないときもあります。
また、購入するには単位が大きく値段も高いことから躊躇することもあると思います。
そんなときには、他のりんごで代用できるかもしれません。
こちらの記事では、紅玉の代わりになるりんごの品種を紹介しています。
紅玉以外で間に合わせたい場合には、こちらを参考にしてみてください。