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トマト缶の酸味が強い時に役立つ7つの対処法

料理

様々な料理に使える便利なトマト缶ですが、トマトの酸味に困った経験はありませか?

せっかく作った料理が思ったよりも酸っぱいと、困ってしまいますよね。

調理段階からできる酸味をなくす方法、出来上がった料理の酸味をなくす方法、両方のやり方をご紹介します。

酸味が少ないトマト缶はホールorカット?

トマトが丸ごと入っているのが「ホール」、トマトをカットしてダイス状にしてあるのが「カット」です。

ホールとカットとでは使われているトマトの種類も違うので、もちろん味も違います

酸味が比較的弱いのがホールトマト、比較的強いのがカットトマトになります。

酸味が苦手な方、酸味が強いトマト缶を避けたい時には、まずホールトマトを使ってみましょう。

ホールトマトとカットトマトのより詳しい違いや使い分け方は、こちらの記事をご覧ください。

強い酸味を消す方法は

酸味を消すには、いくつかの方法がありますが、主に2つの方法に分けることができます。

1つ目は、調理方法を工夫する。
2つ目は、調味料などを加える。

調理方法を工夫するのは、ちょっと手間がかかって面倒かもしれませんが、レシピ通りの味に近いものを作ることができます。

調味料を入れると手軽に酸味が消えますが、加えるものによっては味や見た目が変わってしまうこともあります。

両方を取り入れたり、片方だけを試してみたり、料理のレシピやお手持ちの調味料に合わせて工夫してみてください。

長時間煮込むことによって酸味がなくなる

ホールトマトに使われている「サンマルツァーノ」というイタリアントマトの特徴は、長時間加熱することによって味に深みが出ること。

酸味をなくすには、長時間煮込むことが大切です。

味に深みが出て程よい酸味になるまで、弱火でじっくり煮込んでみましょう。

煮込みすぎると酸味がすっかりなくなって味がぼやけるので、様子を見ながら行ってください。

高温の油に混ぜて炒めるように加熱して酸味をなくす

お料理によっては、トマト缶を入れる前に他の食材を炒めているかもしれません。

そのような場合は、高温になっている他の食材や油に混ぜるようにトマト缶を入れましょう。

高温で加熱することにより、トマトの酸味がやわらぎます。

水を入れるならトマト缶の後で

トマトソースを作る時など、トマト缶以外にも水を入れるレシピがあります。

そのような時は必ず、トマトを入れて加熱した後に水を加えましょう

水を入れる前にしっかりトマトを加熱しておくと、酸味が弱くなります。

砂糖を加えて酸味をまろやかに

砂糖を加えると、酸味が弱くなりまろやかな味になります。

あまり入れすぎると甘くなってしまうので、少しずつ調節しながら加えてみてください。

もともと砂糖を入れるレシピや甘い味付けにするレシピなら、味が変わりすぎることを気にすることもありません。

はちみつで酸味をなくしてコクを出す

甘さに加えて、コクも加えたい時には、砂糖よりもはちみつがおすすめです。

こちらも砂糖同様、加えすぎると味が甘くなってしまうので、少しずつ調節しながら加えてください。

ただし、はちみつは乳児には食べさせてはいけない食べ物です。1歳未満のお子さんがいるご家庭では絶対に使わないようにしてください。

カレーにはバターを加えて酸味を抑える

カレーを作る時などには、バターを加えるこの方法がおすすめです。バターチキンカレーなどは、トマト缶とバターを使うレシピも多いです。

味に深みとコクが出てまろやかな味になるので、隠し味的にも使えます。ですがこちらも、あまり入れすぎると脂っこくなるので気をつけましょう。

スープやソースなど、料理の種類によってはバターと相性が悪い時があるので、気をつけてください。

重曹でクエン酸を中和する

トマト缶には「クエン酸」が原材料として使われています。

このクエン酸がトマト缶の酸味なので、重曹でクエン酸を中和させることによって、酸味を抑えることができます。

重曹は料理やお菓子作りにも使えるもので、体に害はありませんので安心してください。

ただし重曹は、「泡が出る」「入れすぎるとトマトの味も薄くなる」などのデメリットもあります。

重曹を使って酸味をなくしたい時は、様子を見ながら少量ずつ加えるようにしましょう。

おいしく作るひと手間!ホールトマトの潰し方

ホールトマトは、丸ごとのトマトが入っているので、そのままだとスープやソースなどには適さない大きさです。

調理しているうちに自然と潰れたり煮崩れしますが、調理前にしっかり潰してからの方がよりおいしくなります。

ホールトマトを潰すのはとっても簡単です。

  1. ボウルにトマト缶の中身を汁ごと出します
  2. 何度か手で握って潰します
  3. かたいヘタの部分がある場合、気になるなら取り出します

トマトの果肉と種と汁がより馴染むようになるので、さらにおいしく調理できるようになります。

トマト缶は商品ごとに味が違う

トマト缶はたくさんの種類が売られていて、ホールトマトの缶詰だけでも何種類もあります。

それぞれのメーカーや商品ごとにちょっとずつ味が違うので、たくさんの種類を食べ比べてみてください。

きっと自分好みの味のトマト缶に出会えるはずです。

トマト缶は長期間保存できる食材なので、安売りしている時に買い溜めすることもできます。上手に活用できるようになると、とっても便利です。

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