赤や黄色のミニトマトは、一つ二つ入れるだけでお弁当が途端に華やかになる便利アイテムです。
緑黄色野菜なので栄養面でも助けてくれますし、手間も時間もかからず、ささっと洗って、水気を切って、ぽいっとお弁当の隅に入れるだけでおしまいです。
とっても簡単で手軽なミニトマトですが、そのミニトマトに食中毒の危険性があるのをご存知でしたか?
ミニトマトのヘタには菌が!
ミニトマトは、子供にも大人気。野菜嫌いなお子さんでも、ミニトマトは食べれるということもあるのではないでしょうか。
汁漏れの心配がなく、一口で食べられる大きさ。お弁当箱も汚れませんし、洗い物も楽です。
けれど、気をつけなければいけないことがあります。
ミニトマトのヘタには細菌(雑菌)が付着しています。
この菌は食中毒を起こす危険性があります。
暑い時期や湿気の多い時期には、食中毒の危険性も高くなります。常温のまま何時間も置いたままのことが多いお弁当は、通常の食事の時よりも食中毒が起きやすいです。小さなお子さんが食べるお弁当は特に注意が必要になってきます。
ミニトマトに付着している細菌は、ヘタの部分に多いです。
ヘタはよく洗うのが難しいので、洗っても細菌を落としきれていなかったりします。しっかり洗ったとしても、ヘタの部分に水が溜まってしまい、そこからさらに細菌が繁殖してしまいます。
見栄えがいいのは緑色のヘタのついたミニトマトかもしれませんが、衛生面ではヘタを取ってからお弁当に入れた方がいいです。
お弁当に入れるミニトマトは、ヘタを取って入れましょう!
ミニトマト(プチトマト)は、ヘタを取ってから洗いましょう
お弁当に入れるとき、ミニトマトのヘタは取った方がいいですが、それ以外のときでも、細菌をしっかり落としてから食べるようにしましょう。
ミニトマトの細菌はヘタに多く付いているので、ヘタを取ってから洗いましょう。
流水でよく洗った後は、よく水気を拭き取ります。
濡れたままお弁当に入れると、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。タオルやペーパーなどでしっかり水を拭いてからお弁当箱に入れるように気をつけましょう。
彩りを考えるなら、お弁当ピック(ランチピック)で簡単に!
それでもやはり、見栄えを良くするためにトマトのヘタを残したいと思うかもしれません。
ですが、健康のためにも、安全が最優先です。
お弁当の彩りを良くしたいのならば、別のもので代用することができますので、工夫次第で安全なままかわいいお弁当を目指してみてください。
以下は、お弁当の彩りをよくするためのアイテムの一例です。
ミニトマトのヘタを取ったことによって色味がさみしくなってしまったのなら、このような商品で代用してみてはいかがでしょうか?
一度使ったピックは、しっかり洗って除菌してから再度利用してください。
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お弁当にミニトマトを入れるときに気をつけるべきこと
- ミニトマトのヘタには細菌が付着している
- ヘタが付いたままお弁当に入れると食中毒の危険がある
- ミニトマトはヘタを取ってから洗う
- お弁当に入れるなら、ミニトマトの水気はよく拭き取る