誕生日やクリスマスなど、お祝い事のときに作りたいデコレーションケーキ。生クリームやフルーツを使えば、華やかな見た目のケーキになります。
しかし、生のフルーツは時季によって売られている種類に限りがあります。
旬を逃してしまうと途端に売り場から消えてしまう果物たちですが、冷凍のフルーツならば季節を問わずに買うことができます。
冷凍フルーツの解説や、解凍方法を最初に書いています。本題・結論から見たい方は「5.ケーキのトッピングに冷凍フルーツは向いているのか」へどうぞ。
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売られている冷凍フルーツの種類
時期を問わず一年中売られている冷凍フルーツですが、種類も豊富です!
以下のリストは、よく売られているフルーツの種類です。
- いちご
- ブルーベリー
- ラズベリー
- ブラックベリー
- ミックスベリー(ストロベリー・ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリーなど)
- マンゴー
- ライチ
- トロピカルフルーツ(マンゴー・パパイヤ・パイナップルなど)
それぞれ商品ごとにカットの大きさが違う場合があるので、買うときには使いたい大きさのものを選んでから買いましょう。
丸ごとだったり、カットされていたりと、同じフルーツのものでも様々です。
ネットショップだと、珍しいものが見つかったり、大容量のものが安価で買えます。
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冷凍フルーツの解凍方法
冷凍フルーツは、解凍してから食べることができます。
解凍方法は、基本的には商品のパッケージに書かれている方法をお試しください。
書かれていない場合は、以下の方法で解凍してください。
- キッチンペーパーやタオルなどを敷いた上にフルーツをのせる
- 室温で自然解凍する
- 夏場など、傷む心配があるときは冷蔵庫で解凍する
冷凍フルーツは、解凍時に水分が多く出ます。
ベチャベチャになってしまわないよう、必ずキッチンペーパーやタオルなどの上で解凍するように注意しましょう。
解凍後は早めに食べきってください。再冷凍はできません。
冷凍フルーツは半解凍がおいしい
冷凍フルーツは解凍しても食べることができますが、おいしく食べるには半解凍状態ぐらいがおすすめです。
スムージーにしたり、アイスに使ったり、冷凍フルーツの使い方は豊富にあります。
ヨーグルトやパンケーキのトッピングに使う場合も、半解凍ぐらいを目指して解凍してから食べてみてください。
冷凍フルーツは自分でも作れる
冷凍フルーツは自分でも作ることができます。
売られている冷凍フルーツは外国産の果物を使っているものも多く、気になる方もいるのではないでしょうか?
こちらの記事で詳しく説明していますので、よろしければご覧になってみてください。
ケーキのトッピングに冷凍フルーツは向いているのか
さて、ようやく本題です。
冷凍フルーツは、基本的にケーキのトッピング向きではありません。
解凍方法やらを長々と書いておいてこの結論かと思われるかもしれませんが、理由を一つずつ書いていきます。
理由1 解凍中に水分が出る
解凍方法でも書きましたが、冷凍したフルーツを解凍する際、フツールの種類や冷凍方法にもよりますが、結構な量の水分が出ます。
凍ったままケーキのトッピングに使ってしまうと、時間が経つにつれて水分が出てきてしまいます。
その結果、以下のようなことが起きます。
- 生クリームが水っぽくなる、だれる
- フルーツの色がクリームに溶け出す
- ケーキ全体が水っぽくなる
つまり、冷凍フルーツは凍ったまま・半冷凍状態のままではトッピングに使えません。
理由2 水分が出ることによってフルーツの見栄えが悪い
凍ったままではダメだとするなら、「解凍してからトッピングに使うのは?」と思いますよね。
フルーツの種類にもよりますが、解凍したフルーツは水分がたくさん出るため、冷凍状態よりも形が崩れ、大きさも小さくなります。
水分をよく拭き取ったとしても、生の果物に比べると見栄えが悪いことが多いです。
特に、カット済みの冷凍フルーツは果肉が潰れることが多く、ケーキのトッピングに使うにはやはりおすすめできません。
理由3 完全に解凍した後も水分が出る
しっかり解凍し、解凍後の見栄えも悪くない状態のフルーツだったとしましょう。理由1・理由2はクリアしたことになります。
では3つ目の理由です。
しっかり解凍し、しっかり水分を拭き取ったとしても、冷凍フルーツは生物に比べて水分が出やすいです。
つまり1つ目の理由同様、生クリームがだれてしまったり、見栄えが悪くなる可能性があります。
生クリームを使ったデコレーションケーキには、冷凍フルーツは不向きだということになります。
どうしても冷凍フルーツをケーキのトッピングに使いたい場合
それでもどうしても冷凍フルーツを使いたい場合もあるかと思います。
そのような場合は、生クリームでのデコレーションを全て終えた後、食べる直前に半解凍状態のフルーツをのせてください。
半解凍状態なら果肉もあまり崩れておらず、水分もすぐには出ません。きれいなトッピングのまま食べられます。
プレゼントや持ち寄りにはできませんが、家で作ってすぐに全て食べきってしまう場合ならなんとか使える方法です。
生のフルーツが使えない場合、缶詰フルーツがおすすめ
はごろもフーズ 朝からフルーツ 缶詰 190g 組み合わせ選べる 12個
価格が高い、季節外れ、早めに買っておきたい……。
そのような理由から、冷凍フルーツを使いたいと思った方もいると思いますが、そのような理由なら、缶詰のフルーツを使うことをおすすめします。
缶詰のフルーツは年中いつでも同じものが売っていますし、価格も生の果物に比べると安価です。買い溜めしておけるので、安売りの時に買っておくこともできます。
缶詰のフルーツを使う場合も、生クリームがだれてしまわないよう、しっかりとシロップを拭き取ってから使ってください。
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